シリコンバレーのエンジェル投資ブログ

投稿者: taira

2006年度 第4回 アジア・ラウンドテーブル開催案内

2月9日(金)に九州大学にて講演する事になりました。
ご案内を下記に掲載します。

 

 

“九州の若者・起業家よ世界を目指せ!”
      シリコンバレー屈指の日本人エンジェル投資家とインド人起業家が語る
-“World is flat !!”世界のハイテク市場で活躍するインド系ベンチャーに学べ!-

 

九州半導体イノベーション協議会        
ビジネス創造WG主査 九州大学 谷川 徹

 

 

寒さ厳しき折、皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。2006年度第4回アジア・ラウンドテーブルのご案内です。第3回の今回は、シリコンバレーで数多くのアジア系起業家を支援し、成功に導いてきた日本人エンジェル投資家の平強(たいらつよし)氏と、シリコンバレーとインドを中心に数々のベンチャー企業を立ち上げ、同時に世界最大の移民系起業家支援NPOたるTiE*の幹部として、同胞起業家の支援とシリコンバレー/インドの連携に腐心するインド系シリアルアントレプレナー、Mr. Deepak Bangaloreをお迎え致します。
平氏には自らの起業家精神に満ちた半生とアジア系起業家支援の歴史を語って頂き、日本の若者、エンジニアの持つべき志や取り組み方を提示して頂くとともに、ロールモデルとして、シリコンバレーにおけるインド系等、アジア系起業家コミュニティのバイタリティを示唆して頂きます。またMr. Deepak Bangaloreには、インドと米国とで教育を受けたインド系起業家として、世界市場を相手に新しいビジネスを次々と起こす彼のモティべーションと、インド系起業家の特質やシリコンバレーとインドにおけるインド系起業家を取り巻く創業環境の現状とアドバンテージを語って頂きます。
またパネルディスカッションでは、日米のベンチャー投資に精通する地元のベンチャーキャピタリスト水口啓氏にご参加頂き、お二人のお話をもとにしつつ、九州の若者や起業家、ベンチャー企業が、世界に通用するタフな存在になるための方策、特にインドから何を学べるかを中心に議論したいと思います。なお同時に、グローバル競争が激しくなる中で九州が今後も持続的な発展をする地域であるために、インドやシリコンバレーのエネルギーを如何に活用出来るか、等も話題にしたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしています。また会は日英2カ国語同時通訳が付きますのでお気軽にお出で下さい。
*TiE:The Indus Entrepreneurs:インド系の起業家やベンチャー企業を支援する世界的規
模のNPO。1992年にシリコンバレーで創設され現在9カ国に約1万人の会員を有する。

 

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2006年度第4回アジア/九州/シリコンバレー・ベンチャー創造ラウンドテーブル*
  (主催:九州大学知的財産本部、共催:九州半導体イノべーション協議会、福岡アイスト)
*2006年度経済産業省大学発ベンチャー支援者コミュニティ形成事業

 

1. 日  時:平成19年2月9日(金)18:00~21:30(17時30分時開場)
     ・ラウンドテーブル:18:00~20:30(九州大学医学部百年講堂中ホール)
     ・交流会     :20:30~21:30(     同 上       )

 

2. 場  所:九州大学医学部百年講堂 中ホール3号(一階入口の左)
 福岡市東区馬出3-1-1
 http://www.med.kyushu-u.ac.jp/100ko-do/

 

3. 内  容:
①講演及びパネルディスカッション(日英2カ国語同時通訳付)
  18:00~18:05  主催者挨拶
  18:05~18:40 平 強氏 (President / Tazan International) 基調講演
   ・テーマ;シリコンバレーで多くのアジア系起業家を育てた日本人エンジェルのメッセージ  
「若者よ、挑戦せよ!」
  18:40~19:10 Mr. Deepak Bangalore (CEO & President / Samixa Inc.) 特別講演 
   ・テーマ;インド人シリアルアントレプレナーが語る
   「世界を翔けるインド人起業家成長/成功の秘密」
  19:10~20:30 パネルディスカッション
   ・テーマ; 「九州、九州の若者・起業家はインド、インド系起業家から何を学ぶか」
  ・パネリスト;
    平 強氏 (President / Tazan International)
    Mr. Deepak Bangalore (CEO & President / Samixa Inc.)
    水口 啓氏 (九州ベンチャーパートナーズ㈱取締役兼ファンドマネージャー)
  ・モデレーター;谷川 徹(九州大学教授/知的財産本部副本部長) 
②交流会(20:30~21:30)

 

4. 参 加 費:ラウンドテーブル(無料) 交流会:参加費1,000円(予定)

 

5. 受講対象者:学生、教職員、起業家、ベンチャー企業経営者、新事業を企画する企業幹部、起業家予
備軍、ベンチャー支援企業:VC、商社、事業会社等の担当者。

 

6. 運   営:議論中心に会を運営いたしますので、積極的な議論参加をお願いいたします。

 

7. 定    員:100名

 

8. 申し込み方法:参加ご希望のかたは、次の必要事項をご記入のうえ、2月7日(水)までにEメールまたはFaxにてお申し込み下さい。
①氏名 ②会社名・部署名 ③役職名 ④住所(郵便番号) ⑤電話番号
⑥メールアドレス ⑦交流会参加の有無;参加、不参加(いずれかを記入)
⑧講師への質問(1問のみ。なければ不要です。事前に講師に伝えます)

 

9. 申し込み先:startup@imaq.kyushu-u.ac.jp 
(Fax) 092-642-4365 (Tel)092-642-7127、7133
九州大学知的財産本部企画グループ 佐々木(7127)起業支援グループ 近藤(7133)

 

<講師略歴> 
平 強氏(たいらつよし):President / Tazan International Inc. 
 1939年鹿児島県・奄美大島与論町生まれ。三洋電機、テキサス・インスツルメント、フェアチャイルド等、日米の電子機器や半導体メーカーを経て、シリコンバレーの三洋電機の米国法人サンヨー・セミコンダクターに二十年勤めた。その間GMやIBMに電子部品を供給する道を開き、デジタルカメラの黎明期の技術開発に携わった。またこの間会社を説得してアジア系ベンチャー支援・投資を始め成功を収めている。96年8月、独立してタザンインターナショナルを設立し「エンジェル投資家」に転身。本格的なベンチャー育成の道に入った。スタンフォード大学のインド系学生の技術に注目したベンチャー投資(ジャングリー社)では、75万ドルの投資資金を調達・投資。2年後オンライン販売のアマゾン・ドットコムに2億1000万ドル(約300倍)で売却し大成功を収めている。現在も米・欧・アジアにまたがって投資活動を展開しているが、インド系、中国系他、アジアの起業家やベンチャー企業から高い信頼と尊敬を得ており、特にインド系ベンチャーコミュニティに強いネットワークを持っている。米国における日本人エンジェル投資家としての第一人者。著書に「エンジニアよ挑戦せよ」(日経BP社)などがある。
*http://www.tsuyoshitaira.com/

 

Mr. Deepak Bangalore (CEO & President / Samixa Inc.)
 インド工科大学卒業後1979年米国に渡ってスタンフォード大学にて電気工学ビジネスを学んだBangalore氏は、卒業後世界的レーザー診断機械企業にて東アジア市場開拓の業務に従事し、ビジネスの第一歩を踏み出した。2年後 Bangalore氏は、スタンフォード時代の友人と数人でコンサルティング企業を創業したが、同社ではレーザー診断機器の開発を担当、フェラーリ社やボーイング社との共同事業を経験し、また80年代には半導体診断やプロセスコントロールのシステムを開発して、同社に大きな利益をもたらした。この他同氏は、エイズ診断に有効な血液分類のための診断機器を開発する医療システム企業を立ち上げて世界最大級の薬品会社と協力関係を結んだほか、インドに欧米向けの調査・開発請負アウトソース企業も設立。また遠隔医療企業など数多くのベンチャー企業を立ち上げたり重要な役割を演じてきた。まさに同氏は典型的なシリアルアントレプレナーである。
 現在は、自ら立ち上げた、ソフトウェアの品質保証とテスト企業たるSamixa社のCEOとして、新市場たる東アジアに注目するほか、世界的インド系起業家支援NPOたるTiEの支部拡大責任者として、日本他東アジアとの関係強化を目指し活動している。
                    * http://www.samixa.net/index.htm

 

<パネリストについて>
水口啓(みなくちあきら)氏:九州ベンチャーパートナーズ㈱*取締役兼ファンドマネージャー
 ベンチャーキャピタルの草分けであるエヌイーディー(株)(現 安田企業投資(株))に入社後、米国シリコンバレーのMenlo Park事務所長、投資本部部長兼台北事務所長を歴任。1995年より9年間シリコンバレーにてベンチャーキャピタリストとして活躍、シリコンバレーの浮き沈みを体験しつつも数々の成功を収めた。世界に通用するビジネスモデルを語れる貴重な投資家。九州に限らず、アジアや欧米を股にかける国際的投資も手がけ、九州と世界を結ぶベンチャー企業が生まれる日も近い。
 *http://www.kvp.jp/about/index.html
      
<モデレーターについて>
谷川 徹(たにがわとおる):九州大学教授 / 知的財産本部*副本部長
日本政策投資銀行(旧日本開発銀行)で27年間勤務した後、かつて勤務したカリフォルニア(元ロスアンジェルス首席駐在員)でベンチャー育成とシリコンバレーのハイテククラスター形成法を学ぶべく、単身シリコンバレーに渡りスタンフォード大学客員研究員として活動。現地の産学連携、ベンチャー育成の実態研究したほか、当地の日本人起業家支援団体SVJENの創設にもかかわる。2002年、九州大学の産学連携システム構築のため帰国、教授就任。2003年春より居も福岡に移して地域の国際化、ビジネス創造に熱意を注ぐ。現在、九州大学の産学連携一元組織たる知的財産本部副本部長としてマルチに活動中。
  *http://imaq.kyushu-u.ac.jp/

山古志村の鯉をすくう男樹神 衛(こだま まもる)

 

10月24日に Kodama Koi Farm の展示会がホノルルで開かれました。
思い起こせば2 年前の新潟中越地震で山古志村の大半が破壊され住民がすべて疎開しなければいけなくなったことはまだ記憶に新しい。
住民が山古志村に帰るすべもなくいまだ疎開先で苦労されています。
棚田の美しいこの村、錦鯉の産地、あの地震で数十万匹の鯉が死んでしまったという。今この錦鯉のブリーダー の人たちはまた一から立ち上がってあの素晴らしい鯉を育てるためにがんばっています。再度稚魚から育ててその伝統を守ろうとしています。
三色、昭和、紅白など素晴らしい鯉を山古志村のブリーダーたちが育ってきたのでした。
この山古志村の鯉を販売しようとハワイで鯉の養殖所を樹神さんが作られました。

 

 

ハワイの州政府とのいろいろな交渉の結果 Mililani 市で パールハバーを望む丘の上に40エーカーの土地を借り受けてKoi Farm を完成させました。

 

 

このような池が70ぐらいつくられている。

鯉の稚魚は山古志村や小千谷、(新潟県)から購入されています。
ハワイの水質がとてもよいのと気候が鯉に最適なので健康な鯉が育つようです。
樹神さんは州政府に鯉の良さをいろいろ説きそしてハワイ経済への効果を順々に説き養殖池の許可を半年かけて得ることができたようです。
樹神さんの誠実な説得と並々ならぬ鯉への思いが州政府を動かしたようです。 樹神さんは山古志村、小千谷などのブリーダーと40年以上の付き合いで新潟の鯉をこよなく愛し新潟のブリーダーの鯉を世界に販売されています。この深い絆が山古志村の鯉をすくうのに立ち上がり今アメリカから世界に鯉を広めて新潟のブリーダー達が又元気を取り戻せるようにがんばっておられます。
日本錦鯉振興会の新潟地区長 伊佐 先 氏(三色 錦鯉の有名なブリーダー)もこの会に参加されて山古志村の復興の現状を説明され今後の発展を祈っておられた。
樹神さんと伊佐さんのしっかりしたつながりがこのハワイの事業を強力に支えています。

 


伊佐さんが育てた三色の見事な錦鯉

今回のこのオープニングにはハワイ州副知事と経済局のかたがたが多数参加されてKodamaKoi Farm の前途を祝福していました。
樹神さんはハワイ大学の経済学のRobert Garrity 教授(Kodama Koi Advisor) さらにハワイ州政府の経済局 の人たちと大変なかよくしています。 逆にみなさんが樹神さんのフアンとなっています。

樹神さんをみているとまるで昭和の錦鯉のようなお顔をしておられる段々自分が愛情をかけているから似てきているのでしょうね。
初めて 樹神さんにお会いしましたが。もうずーと昔から知り合いだったような気にさせる方でした。又この会合でのSpeech は素晴らしかった日本人に限らずアメリカ人もすべて20年らいの友達みたいに紹介していました。言葉の壁を乗り越えて心の通っていること。この会にお見えになった人達一人ひとりに友達のように応対していました。

茶の湯で 一期一会 という言葉があります。
この人と今ここで会うのが最後かもしれないそうだとするとこのひと時を大事にこの人に接しなければいけないそれがお茶をたてて差し上げるときの心得となっています。

起業家としてもその情熱はたいしたものです。そして鯉を売る情熱は大変なものです。
鯉を売ることによって人生の潤いを売っていらっしゃるようです。
そして 一期一会の心得でお客に接していらっしゃるのでしょう。
又この気持ちで40年間も山古志村の人たちと付き合ってこられたものかと思います。
起業家としても素晴らしいです。 起業をするにはまず起業家の情熱が第一です。この情熱なくしては成功しません。ハイテクの投資を主にやってきた自分にとってこのような業種の起業を見るのは驚きでした、又 樹神さんを見ていてハイテク企業の成功者と相通じるものがあります。
きっと大成功されるものと思います。そしてハワイ経済に貢献しさらに世の中の人たちに潤いを分けていかれる事とおもう。

 


Kodama Koi Farm に投資をされた TNP オンザロード の山下社長
彼も 樹神さんの起業家精神にほれた一人かも知れない。

樹神さんは2004年10月23日地震のあったその日に山古志村でブリーダーと話してからから小千谷に向かいそれから名古屋に帰られたそうです。鯉たちが最後の別れを 樹神さんにしたかったのでしょうね。名古屋に帰り5時56分のこの大地震の悲報を聞きすぐに又小千谷に飛んで帰ったそうです。
若いころから自転車で山を駆け回りブリーダーと付き合っていた 樹神さんは寸断された国道でも回り道をしながら山古志村に入りブリーダー達の安否を確かめて回られたようです。
そして山古志村の鯉を救うのにヘリコプターで鯉を山古志村の山の中から救い出すのをてつだったそうです。

山古志村は長岡市から拾数キロ山の中に入ったところです。国道291 号が唯一の外部につながる交通網です。ご存知のようにこの道が地震で閉ざされて山古志村には入れなくなりまた、村に取り残された人たちが自衛隊のヘリコプターで救出される映像は今でも鮮明に我々の中に残っています。
このときの惨状が 樹神さんがKOI usa という雑誌の書かれています。
写真を取らしてもらって下記に掲載します。
山古志村は山の傾斜地の村落です。棚田が素晴らしくその間に鯉を育てる棚池が散在しています。
山古志村、小千谷 に600名ほどのブリーダ がいます。そして錦鯉のいろいろな品種を開発してこられました。この地震で30万匹ぐらいの鯉が死んでしまったそうです。
山古志村、小千谷のブリーダーは今元気を取り戻してこの鯉の素晴らしい伝統を守ろうとがんばっております。
樹神さんはその一助として今ハワイでがんばっています。
ペットのマーケットは大変大きくなっています。世の中がめまぐるしく変わっています。
この錦鯉の美しい色合いを見ていると心が和むものです。是非たくさんの人がこの鯉を飼ってペットとして育っててほしいものです。それが山古志村の人たちへの援助となるかと思います。

樹神さんがんばってください。

 

 

山古志村の棚田と棚池、鯉を育てる池とお米を作る池が交互に存在する。この素晴らしい景色が一瞬のうちに崩壊してしまった。

 


鯉の品評会への出品準備 (山古志村ふたたびから)

 


山古志村の地震の惨状

 


地割れした池と屋内の水槽

ヘリコプターによる鯉の救出親の鯉を救出してやっとタンクに入れてブリーダーの人たちに笑顔が戻った

 


鯉にえさをあげる 樹神さん。

 


樹神さんの KOKUGYO という鯉の紹介の英語の本

 


KOKUGYO の中の1Page

 


祝辞を述べるHawaii 州副知事

 


盛大な Japan Nishikigoi Expedition In Hawaii (at Hyatt Regency)

 


樹神Koi Farm の見学者

参考資料
山古志村ふたたび 、中条均紀 小学館
KOKUGYO by Mamoru Kodama Shin Nippon Kyoiku Tosho Co. Ltd.
www.kodamakoifarm.com
www.japan-nishikigoi.org

孔子の復権

 

孔子の復権

 

安岡 正篤 の 論語に学ぶ を持って スコットランドのゴルフ ツワーに 台湾出身の中国人、数名と出かけた。
論語の漢字の部分を見せて読んでみろといったらなんとさらさらと読んでくれた中国人だし高年だし当然漢字数万をまだ覚えている世代だから当然かと思う。ところで皆さんは何時論語を学んだかと聞いた、小学生のころから学んでおりされに中学、高校と必ず科目があったという。当然論語のある部分はそらんじていることかと思う。孔子の教え儒教は中国人の精神的な支えあるいは道徳観として彼らに中にじっくり浸透しているものと思われる。だから父母への尊敬あるいは家族を大事にする、目上の人を敬うなど自然に身についているのだろう。

孔子という人は紀元前500年も前に戦乱激しき春秋時代に生きてこの儒教の思想を生み出した素晴らしい人ですね。しかしこの孔子の教えも大変は苦難の道のりを超えてきています。まずはあの偉大なる秦の始皇帝が儒教の思想は国政に障害になるとして焚書坑儒をおこなったすなわち儒者を生き埋めにしさらに儒教の本をみんな焼いてしまった。
しかしその後儒教は中国の人々の間にじっくりと根を下ろし精神的支えとなってきている。
残念ながら文化大革命のときも儒教は封建主義的圧制の支柱として毛沢東によって批判され敬遠された。しかし今中国共産党率いる政府は道徳的基盤として儒教を必要としている。共産主義はもはや人民の精神的支えにはなりえなくなっている。
今中国では 貧富の格差、失業、当局への抗議運動などが活発化している。

政府としてはこれらを抑えるのに道徳的基盤としての儒教を見直している。
政府はすべての小学校に儒教教育を必修科目としてとり始めている。
又儒教研究所を随所に立てている。そして世界各国に孔子学院を設立しつつある。

日本人もこの孔子の教えが人々の道徳的基盤あるいは生きる指針として十分しみこんでいます。

中国の古典、四書五経はどれほど日本に影響を与えたことか。日本人は中国の文化をこれらの古典から吸収したのでしょう。
特に明治の偉人達への影響は大きなものがあった者と思われる。

西郷隆盛の伝記を読んでいると彼が徳之島に流されるとき本を行李の中にいっぱいつめて持っていったようです。そしてされに二回目に沖永良部に流されてときも同じよう行李の中に又いっぱいの古書も持っていき流浪の間中読書に余念がなかったようです。
隆盛が折に触れて書き記す漢詩は素晴らしいもので又心打つものです。

明治の偉人たちはこのように漢書に触れて心意気を養い明治維新を断行することができたのでしょうか。
隆盛が揮毫したいろいろな書は詩の内容といい筆使いといい素晴らしいですね。

遣唐使のころに日本人は中国語を話せたかどうか疑問に思うのだが当時は漢文がすらすらと書けるのだからあえて話せなくても筆談で十分であったのでしょうし本を見せてもらえばそれで十分だったのでしょうね。
我々は返り点がどこにあるか分かれないと漢字を追いかけられないですよね。

中国の儒教あるいは仏教がこのようにして日本に伝えられたのでしょう。
下村湖人の論語物語を読んで少しかは孔子の教えをかいも見ることができました。それで安岡正篤 論語に学ぶ を今度の旅で読んでみました。
数年前渋沢栄一の 論語を読みました。渋沢栄一が日本経済の基礎を築いた人

ながら最後までも清貧であったのも又孔子の教えから来たのではないだろうか。
論語は大変奥の深い書ですね。まだまだ論語読みの論語知らずの域を出ません。

なんだかもう一度漢文をじっくり勉強して解説なしで漢詩が味えるようになりたいなと思うこのごろです。
そして自分も筆を持って書をしたためてみたいと思う。
これから習字を習おうかな。

 

 

 

 

 

 

ETRE (European Technology Round Table). について。

フランスの新聞 ルモンド の記者であったAlex Vieux 氏が始めた国際会議で毎年Europe の一都市を選んでそこで会議が開催されます。
3 日間に渡りエレクトロニクス業界、IT 業界、半導体業界そしてソフトウエアー業界の企業トップが集まり其時の一番話題性のある技術、業界の傾向、マーケット トレンドなどを話し合います。そしてまた世界中のスタートアップの
会社で将来性のある会社を選んでベンチャーキャピタリストが投資したい会社を選ぶコンテストを行います。このなかから次世代のスター会社が誕生することもあります。

今年のETRE はSpain のBarcelona で行われました。Europe の起業家とアメリカを始め世界各国のIT 及びElectronics のTop が集まり時の話題をDiscussion する集まりです。バブル崩壊後 手探りを続けていた業界が何かをつかみかけたか、あるいはあせらずに次を探すといった感じです。従来のような大きな波がないだけにいろんなTechnology をじっくり育てて行こうとする感じですね。
そして大型M$A で業界では1 位と2 位、そして3 位ぐらいしか生きられないような状況でどう対応していくかなどが論じられました。

Symantec のCEO John Thompson 氏が 戦略としてのM$A そしてどのようにしてM$A した会社を同一企業文化にまとめていくかについてMr. Vieuxとの間で議論しながら説明していました。

なんといっても今年の注目のKey Note Speaker はソニーの出井さんでした。
出井さんの社長としての過去10 年間に渡るか活動を振り返っての話をなされた。
日本のTop 経営者として流暢な英語ですばらしい講演でした。
特にSony のアメリカにおけるEntertainment への展開と苦悩など。それぞれの時点でしかりしたVision と戦略をもち果敢に実行に移された経緯を話されました。

 

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特にソニーというブランド イメイジが過去10 数年間にわたり世界一だったということがソニーとして掛け替えのない資産であったようです。
ブランド イメイジ の価値はすごいものがあります。これは他が超えられない大きな壁です。ソニーはこの宝を十分生かしていけば今後ますます発展していくことでしょう。
 コンピュウター、デジタルカメラ、プレイステイッション など出井さんが主導したコンバージェンス はソニーの今日を築いたようです。
コンテンツの展開でハリウッドに進出し見事に大成功させている。
このようにVision と戦略をもって経営されたCEO は日本では過去にはあまり見受けられなかった。

 

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1989 年にハリウーッドのコロンビヤ ピクチャーを買ったときのNewsweekの表紙には日本がハリウッドを攻略した(ソニーがコロンビヤを3.4B$ で買った)と大々的に衝撃的な記事となって書きたてられた半導体戦争の後の日本バッシング の続きとしてメデヤ 戦争を煽り立てたのである。その後出井さんの経営によって エアーホウスワンなどに成功でコロンビヤは見事に立ち上がり2003 年の5 月号のTime 誌ではスパイダーマン の大成功を謳っておりこのときはもはや日本の会社でなく世界企業としてのソニーの成功をたたえているのもでした。
松下のハリウッド入りの失敗に比べて国際企業の経営の成功を物語るものでした。出井さんの経営能力の賜物でしょう。

 

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Convergence これが出井さんの大きなテーマだったようです。このためにComputer とConsumer の融合Digital Camera への進出そして通信との融合ということでEricson との協業などVisionary の戦略を次々に打ち出してこられたようです。
これも国際人としてのネットワークの利用そして将来を見越した戦略がうまく軌道しておられたようです。

 

いかにもアメリカのStart Up の感覚で見事にソニー をDigital Convergentの世界に導いてこられたようです。
アメリカの企業、またアメリカ政府も同じですが、変化に対する対応が非常に早いそしてその対応に仕方がVision をもちしかも果敢なChallenge で対応されています。
それゆえに業績の回復も早いし、利益も10%以上と大きく伸びていきます。
変化への対応、CEO のVision と決断それが日本の企業には診られないものです。
数年前に出井さんが掲げた目標利益10%というのがありました。しかしそれだけは実現できなかったようです。日本企業の効率がアメリカの企業に比べて悪いので利益が落ちます。日本の大企業も利益率を上げて企業価値を大きくしていかなければ外国企業に買収されかねません。
大企業に動きの悪さまたTop Down がうまく機能しないなど日本的メンタリテーのために思い切って手が打てないようです。
出井さんもこのあたりでフララストレイション がたくさんあったのでは。

 

現在英国うまれのMr. Stringer が出井さんの後にソニー の経営を任されています。日産のゴーンさんのごとく利益を十分に上げられるだろうか楽しみにしてみていたい。出井さんの実現できなかった利益10%が出せればまたゴーンさんに匹敵するような評価を受けることでしょう。
そしてこの実績ができた後でシリコンバレイ 的なダイナミックで変化に対応できる時期社長が指名されてほしいものです。願わくばそのような日本の経営者が成長していてほしいものです。

 

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出井さんは ソニー のDaily Operation からははなれられて新しくQuantum Leaps Corporation を設立されました。21 世紀の日本の変革を提案していきさらに将来のリーダーを育てGreat Asia に貢献していく。
このためにSenior のCEO とされに新進のCEO を志でつなげこれに技術経営さらには金融資本を掛け合わせて次世代の新しい企業モデルを作り上げていく。
このようなコンセプトでこのQuantum Leap Corporation を設立されるそうです。
大変楽しみです。ぜひ新進気鋭の若者を鍛えて21 世紀に日本アジヤが立ち向かっていけるようにしてほしいです。
今までにアメリカの数々のTop 経営者の話をいろいろ聞いてきましたが。
出井さんのお話は東洋に心の上に国際感覚が加味されて大変参考になりました。
今後Quantum Leaps Project が順調に進み若手が出井さんの志をついで大きく羽ばたいて欲しいと思います。

 

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Quantum Leapsのコンセプト。

 

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Skypの設立者Niklas Zennstormさんと左端が日経新聞論説委員の関口さん(ETREの企画メンバー) 

 

October , 8-11, 2006

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