3月25日San Francisco から目黒に帰ってきた。目黒川の桜はもう最盛期でした。何時もより2週間は早い開花です。何だか異常気象で夏のような暑さと冬が交互にきたそうです。何時もは4月初めに目黒に帰ってくるのだが今年は3月末に来てよかった。それから又雨が激しく降る日が続いたり、又夏みたいな日になったり桜も大変な気候に悩まされたのでは。目黒川の両側はその支流五反田近くまで桜の名所となっている。

我が家から毎朝1時間程散歩して桜をたのしんでいる。
日本はほんとに桜がすばらしい。桜の下で会社の連中と酒を酌み交わせて歓談している姿は何となく微笑ましい。
これが日本のコミュニケイッションの重要な一つなんだろう。
東京の桜の名所千鳥が淵と靖国神社にもいってみた。


目黒川の桜

願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ 西行
おしなべて 花の盛に なりにけり 山のはごとに かかる白雲
山家集 西行


目黒川の桜

桜花今ぞ盛りと、人はいえど、われは寂しも、君としあらねば、
大伴 池主

花の色は移りにけないたづらに わが身世にふるながめしまに
小野小町

花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり


靖国神社には桜が にあう、

しき島の やまとごころを 人とはば 朝日ににほふ 山ざくら花
本居宣長


千鳥が淵の桜

久方の 光のどけき 春の日に しづごころなく 花の散るらむ
紀 友則

目黒川 花のピークから 2週間その間 嵐の様な強風と雨に花はすっかり落ちでしまった。
そして緑の葉が鮮やかに夏をむかえようとしています。

昨夜(4月6日)の強風で花びらが川面に浮かんでいる。ソメイヨシノ と八重桜の新し花弁が混ざってみずもに美しい綾をなしてくれる。ソメイヨシノの終わりを告げて八重桜が変わって春をつげてくれる。

久方の 光のどけき 春の日に しづごころなく 花の散るらむ
紀 友則


目黒川のしだれ桜

自然の営みはみごとです。 ソメイヨシノがすっかり花を落としたらリレイ 競争のバトンタッチのように
八重桜がさきみだれました。

いにしへの 奈良の都の八重桜けふ九重に にほひぬるかな
伊勢大輔(いせのだいふ)