明けましておめでとうございます。2011年が皆様にとって良い年になることをおいのりします。
日本の停滞感を払拭し日本を元気にするにはどうすればいいのか。多分長い年月をかけて実現しなければいけないテーマかとおもいますが。
シリコンバレイにいる日本の有志はこのテーマに何らかの貢献をしたいといろいろな活動をしています。
まづは 即効薬、大学生をシリコンバレイの風に当てること。各大学がシリコンバレイ研修として毎年30名から50名ほどの大学生をシリコンバレイに送り込んでいます。
その効果は抜群で目覚めた学生が毎年よしおれもがんばろうと意気込んで帰っていきます。しかしもしこの経験がもっと早かったらきっと彼等はもう一つ大きなターゲットに取り組んだのではないでしょうか。

人は目覚めてからの活動が大事です。そして目覚めてから自分の方針をはっきりと自覚してその方向に勉強に研究に打ち込んで来ないと大きな仕事に取り込めません。外国で子供のころを経験した若者(帰国子女をふくめて)が色んなところで活躍しています。それは異文化に触れてしかも日本人としてのアイデンテイテをしかりと認識し日本文化と日本の歴史の中から自然に身に着いた考え方の上に行動できるからかもしれません。

そんなことを考えると日本の活性化は中学生から手をつけないといけないのではないかとおもいます。
中学生を早いうちに異文化に触れさせることそして日本人としての誇りを感じてもらうそんな経験を経ることによって自分の発見ができるのではないかと思う。何もアメリカばかりでなくインドあるいは東南アジアなどの国でもどこでも良いのではこれは中学生をもつ親がかわいいわが子には旅をさせて異文化に触れさせることではないだろうか。アメリカの私立小学校で毎年子供たちを日本に10日間のフイルド トリップ に送り出しているところがあります。
この子たちはきっと将来のアメリカのリーダーとなりうる可能性があるのではないかという気がします。
日本の修学旅行も外国に行くことも考えて見たらどうでしょうか。
京都、奈良はいつでもいけます。是非そんな企画も考えて将来を担う子供のための投資をおねがいしたいものです。
そのためには英語教育をもっと中学生のころから強化すべきでは、先日日本のガーリックの名産地 青森県の田っ子町のガーリックフェステバルにいってきました。カリホルニヤの ガーリックタウン、ギルロイとの姉妹都市で毎年お互いの町の子供達をホームステイにおくりこんでいます。 そして又田っ子町では町の予算でアメリカ人を英語教師として英語教育に力をいれています。
ですから子供達はすでに国際感覚をみにつけています。
東北の田舎町、田っ子町が凄く国際的な感覚をもった町です。町の方々もギルロイにホームステイをした経験のある方が多くとても国際てきです。
村おこしで結構な予算を使っているところもおおかったとおもいます。そんな予算の幾分かでも子供たちに使って子供の異文化交流ということを考えてみたらどうでしょう。
日本の将来を担うのは今の中学生ではないだろうか。

日本でも色んな試みがなされようとしています。たとえば2013年を目指して軽井沢に全寮制の高校を作り将来のアジアのリーダーを育てようというプロジェクトが 小林りん さんを中心に谷家衛 さんなどが参加して企画が進行中です。小林さん曰く “リスクや変化を恐れず、新たな価値観を生み出すことに喜びを見出せる人間を育てる”素晴らし目標ですね。 イノベイッションを興せるアントレプレニヤー の育成です。しかも日本の文化が底に流れている、新しい価値観が生み出される教育です。全寮制です。毎日の生活の中でお互に理解し合い切磋琢磨することによって、良い人材がそだっていくのではないでしょうか。英語を共通語としてアジヤから生徒を募集するそうです。

中学生から英語教育、イノベイテブな、チャレンジ精神に富んだ生徒を育てるためのカリキュラムを是非開発ししかも日本文化の持つ良さを十分に生かして教育を施してほしい毎年100名ほどの生徒を募集するそうですが。これだけでは日本は救えません。しかしこれが10年20年と続けば日本を背負っていく若者が出るに違いない。頑張ってほしい。

小林さんはインターナショナルスクールがお互いに異文化に触れてクリエイチブな自分でものを考える力のある人材を育てることができると言う。
勿論カリキュラムもそれなりの特徴がなければいけないとおみますが。小林さんがかって高校2年の時にカナダで経験した インターナショナルスクールの原体験がその原動力になっています。

インターナショナルスクールとしてスイスの タシス インターナショナルスクールがあります。このインターナショナルスクールは世界各国に有りフランス、イギリス、スイスなどにあります。
私の娘 佳里奈が高校の時にフランスのタシスのサマースクールに行きさらにロンドンのタシスに行きそんな経験から大学卒業後はフランスで仕事をするようになり現在ではフランスをはじめ世界全国で仕事をしています。これもこれ等のインターナショナルスクールでの経験がもととなっています。凄いチャレンジ精神です。

我々が草の根運動として若者を活性化しようとしていますが。今こそ日本の国のために中学生からの教育改革をしていかなければいけないのではそれを実現するにはどうしたいいのでしょうか。
中学生をもつ親がこのような外国のサマースクールに子供達を行かせることそのための英語の準備など長い目の努力が必要におもいます。そしてそんな子供たちが何十万人と増えて日本背負って立つ人材が沢山出てくるのでは。明治維新のように、坂本龍馬、伊藤博文、などの若者のような人材が沢山出てきて第二の明治維新を興してくれるときが来るのでは、今の中国も沢山の若者たちがアメリカで勉強してそして母国に帰りその経済は発展させています。
日本は今経済規模が中国に抜かれ世界3位となりましたが、これから世界に 経済発展のノーハウを提供するような人材が増えてノーハウ料で国が十分成り立つようにするのも夢ではないだろうとおもいますが。
さらには文部大臣に優れた人を選ぶとかあるいは総理大臣にビジョナリーな人を選ぶとか。色々考えないといけないですね。でも何か一つでも実行したいですね。