07/12/17 月曜日10:46:57

今年10月に 信楽焼 の里にタヌキの焼き物を見に行った。かって半導体の営業を担当していた頃何時も 大きな額のフォキャストをし年末になると目標の半分も達成できなくて怒られたものでした。毎年大きな目標をフォキャストするとみんながまた大きなタヌキを殺して皮算用していると冗談を言われたものでした。
その後も相変わらず目標は大きく成果は小さい年が続きました。そんなわけでかって殺したたくさんのタヌキ乃ために供養しようかと思いタヌキの大きな置物を買って我が家の裏庭に備えて一人静かに供養しようかと思っていました。信楽焼にきてみると いるわ居るわたくさんのタヌキがいたのです。みんなかわいこのなから一匹だけを連れて帰るのは申し訳ないできればここにいる全部を買って持っていきたいと思った。そんなわけでこの次来るときはこの店先にある全部を買い取る心積もりで今回はあきらめました。

 

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 ここで 信楽焼の振興協会の会長もやられておられる 大塚オーミ陶業 の奥田 實 さんにお会いする機会に恵まれました。このときに奥田さんが名画を陶板で複製するプロジェクトに携わったことを聞き大変興味をそそられました。さっそく工房に案内していただいてそのプロジェクトの片鱗を見せていただきました。モネーだったかミレーだったかの色合わせに試作品を見せてもらいさらに国宝の伴大納言絵巻の陶板を見せていただいた、ここの陶板は1メートル X 2メートル の大きさまでできそれもそりがなくできています。ですから壁画大の作品もこれらのタイルをつなぎ合わせて大きなものができるわけです。日本のセラミック産業の基礎がこんなところからじっくり育て上げられたのだなあと感心しました。

そして大塚美術館のお話を伺いして是非一度訪問したいと思っていました。今回わづかの時間を見つけ想いって大塚美術館を訪問しました。大阪からバスがでており淡路島をとうり徳島側についたところに大塚美術館があります。鳴門北IC で降りるとすぐです。大塚製薬は鳴門で操業され世界屈指の製薬会社として成功しました。先代の大塚 武三郎 そして息子の今はなき 大塚 正士さんのときに会社の75周年を記念してみんなが楽しめる美術館を作ろうということでこの大塚美術館ができたそうです。このため大塚 さんは 私財200億円を投じてこのプロジェクトにかかとそうです。プロジェクトのきっかけは技術屋が鳴門の砂浜 の砂を大塚さんに見せてこの砂でタイルを作ろうという提案がきっかけになったそうです。そしてついには1メートル X 2メートル もする大きな陶板が世界に先駆けてできたそうです。このタイルの一部がいま国会議事堂の屋根瓦として既に使われています。この陶板の応用として世界の名画の複製を作りこれを展示して美術館にしようということで大塚美術館ができたのでした。

大塚美術館は山の斜面を切り抜いて地下5階地上3階の建物です。外観からすれば山の斜面に入り口があるだけで自然を壊さないで自然の中に埋まっています。入館料は大人3150円です。また大阪からのバス代も3150円でした。壁画をはじめ古代の教会のイコン画をはじめ、古代から中世、バロック、ルネッサンス、 近代そして現代と 世界各国の美術館からライセンスしてもらった絵画の複製が1000余点と展示されています。世界の名画が集まる パリーのオルセー美術館、ルーブル、 あるいはイタリヤ のウフイッツイ美術館、スペインのプラド美術館 バチカン、大英博物館、ニュヨーク、シカゴ、ボストン、フラデルフイアの各美術館が所有する名画が集められています。これだけの名画を世界中回ってみるには数年もかかるだろしまたお金も大変掛かります。それがわづか3150円で見られるのです。それも原画と全く違わない色合いが出ています。これはもう日本の宝だし世界の宝というしかありません。しかも陶板ですので1300度以上で焼かれており火事になっても焼けないし色あせがなく今後1千年先までそのまま残ります。特にダビンチの最後の晩餐などは原画はその色合いが毎年褪せてきますが。大塚美術館の 最後の晩餐はそのままいつまでも残るでしょう。もちろんその他のモネー、ゴッホ、ミレーなどもそのままの色合いを持ち続けるはずです。そのうち世界中の人たちが原画の色合いはどうだったのだろうかと大塚美術館を訪れる人が増えることかと思います。

よくこのプロジェクトに投資していただいたものだと思います。大塚さんは日本のフイランソロファーとして素晴らし方ですね。実際に名画のライセンスさらには現物での詳細の色合わせなどにたずさわった奥田 實さんの苦労話は大変感激しました。やっぱり後世に何か残すとするとこの様ないつまでも次世代の人たちが楽しめるものがほしいですね。

まず入口から入って最初の圧巻はバチカンの天井画と壁画 ミケランジェロ の 天地創造 と最後の審判ですね。本物を見てきたワイフ が全くかわれないしバチカンで見てきた感激とおなじだとかって見に行ったバチカンのシステーナ礼拝堂をおもいだしていました。

 

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ルネッサンス の時期のヴイナス の誕生、そして近代の印象派の数々の名画とても一日では見れない名画ばかりです。ルーブルからの モナリザ、そして数々のオルセー美術館の名画 モネ、ルノワール、ゴッホ、マネ など、されにモネーの大睡蓮 が屋外に展示されています。オランジェリーの美術館が改装を終えて360度の大睡蓮が展示されました。陶板ならではお屋外展示です。雨にも負けず風にも負けずモネーの大睡蓮は徳島の地でいつでも見れるようになっています。娘がイルサンルイ島に住んでいるのでオルセー美術館が近くほとんど毎年たずねています。そのたびにモネーをみて、ミレー、マネーの笛を吹く少年、草上の昼食、ゴッホのオーブエールの教会 などをみます。今回オルセー の名画が沢山あるので他にしみました。 つでに オーベエールの教会の小さな複製の陶板を買ってきた本物サイズができたら我が家にある練習生の画家の模写と置き換えるのだが。

 

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マネー、ルノワールなどの作品

 

奥田さんにこの陶板の製造に関してお話を伺いました。原画とおなじ色を出すのに相当苦労されたようです。特に焼き付けが終ってからされに原画と色比べをしてされに色の追加などをしたそうです。そのために世界各国の美術館に行きこれらの作業をしています。また特に現在も活躍している作家には当人に見てもらったりしています。されに新しく数約種類の色を開発したようです。
次に大塚オーミ陶業株式会社のWeb 頁から製造のプロセス 図を示します。この素晴らし美術館をぜひ一度見てください。 そしてそれからオルセー、ルーブル、ウフィッツイ 美術館などに行くといいかと思います。大塚美術館は手で触れます。そしていくらでも写真が撮れます。まさに愛好家がぜひとも訪問したい美術館のひとつです。

 

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陶板の製造過程
大塚オーミ陶業株式会社
Web Page(http://www.ohmi.co.jp/jp/index.html)から。