09/09/27 日曜日20:46:15

Asia Innovation Forum

9月14日と15日に 出井伸之さんが主催するフォーラムに参加させてもらった。
出井さんの日本を活性化させるためにどうしたらいいかとの問題に対する解答を探るためのフォーラムです。金融危機からの再建、そして日本が対処しなければならない問題をいろんな角度からデスカッションが行われた。
その道の権威が登壇してそれにベテランのモデレーターが議論をガイドしていく。
大変考えさせるフォーラムでしたが、しかし回答を得るにはまだまだ大変だなあという気がした。
日本に欠けたものを引き出して見せてくれたフォーラムでしたがさて回答はというといま一つ歯がゆいものがある。空回りのデスカッションもあったし。

日本には企業を成功させるための何かが欠けているように思う、ただ大変だなあということで大変疲れた二日間でした。さて出井さんもどれだけのまんぞくが得られたのだろうか。
国の再生、発展のためには何がだいじだろうか。鳩山政権が一つの解答であろうという期待感はあるでしょう。またこのようなフォーラムからの提言を起業家が捉えてイノベイッショウンを
起こすことがまた解答かもしれない。日本のベンチャーキャピタルの力のなさ、いや日本の資産家がリスクのある投資をしない所にイノベイッショウンをサポートできない理由があるのかもしれない。

フォーラムの2,3のデスカッショウン を見てみたい。
元東大の教授 松井 孝典 先生の “地球(知球)システムと調和的な人間”の講演は大変考えさせられる講演でした。人類の創造から地球上の資源についての説明と資源をどのように使わなければいけないかを説いてくださった。そして、では残されている資源をどのように有効に使わなければいけないかの人類に対する警告を行ってくださった。
137億年前にビックバンによって宇宙が生まれそして単なる素粒子しか存在しなかった宇宙から地球ができそして爬虫類から植物ができ、ホモサピエンスが人類の祖先となり今日の世界をつくりあげてきた。当初は狩猟生活でスタートしてさらに農業社会ができ、それから工業化社会えと発達していく。いずれの社会においても地球が生み出す資源を増え続ける人間がどのように消費しあるいは補充していったかの歴史であると言うこと、そして今人類の生存のために増え続ける人口を支えるために化石燃料をたくさん使わなければいけないようになって来ている。
しかし増え続ける人類を支えるには化石燃料の埋蔵量は残り少なくなっている。
そのために今Green Energy の開発、CO2に削減をしていかなければ人類はついには滅亡するのだと、警告されました。
宇宙の歴史から人類の歴史を踏まえて将来、我々がしなければいけないことをはっきりと示してもらって大変だなあと思うと同時に、大変な命題だなあとおもった。
100万年レベルの長期にものをみ、地球レベルでものを見ていけば今世界であるいは日本の社会で起こっている人間の行動のネガテブな部分を早目に解決して次の100万年を考えなければいけない時のようです。
火星に水があるかも知れないあるいは昔生物が生きていたとも聞いたことがある。火星探検の宇宙船が撮影した映像を友人があれは都市の構造をしていたと言っていたのでもしかすると本気で火星で人類が生存できるようなか環境を作り地球の半分の人類が移住しなければいけない時がくるかも知れない。子孫のためにたぶんやるべき一つのプロジェクトかもしれない。

シンガポールの取組
シンガポールの国家投資部門であるセマテックのユウケン、ホア氏がシンガポールのソフトウエヤーをもとにして中国でエコーシテイの建設に成功されている例を発表された。
これは中国の地方政府と共同で5万人前後の中都市を創り出すプロジェクトでGreen Cityの設計施行です。CO2 の排出の少ないビルデング から交通機関として電気自動車のみとしてガソリンカー がない都市、また太陽電池、などのクリーンエナジーを主体とてなるべく化石燃料を使わない都市としています。さらに水処理、ごみ処理などクリーンな都市をめざしています。
なんだかこのプロジェクトは日本企業に最も向いているのではとおもったが。

しかし三菱地所が丸の内有楽町界隈で エコーフレンドリーな都市計画をじっくりと実行に移している話を井上 成さんが発表された。また三菱重工業の福泉 靖史さんが化石燃料からの脱却と電化についていろいろな可能性を説明していただいた。日本の企業のここの実力をみせていただいて大変心強くおもった。
日本はこごには素晴らしい技術を持っているがこれを総合することがへたなためにグローバルな展開のときにシンガポールなどに負けてしまうのではないかと思う。
インフラを作る時いろんな技術を持った会社をアグリゲイトして一つのプロジェクトにまとめ上げるタレントがいないのだとおもいます。
社会工学のような講座がすくないのだろう。これこそ日本のコンサルタントがこのような役割をしてグローバルに展開しないといつの間にか畑はすべてほかの人に耕されてしまっているのでは。出井さんの思いもセマテックの発表を反面教師にしたいのでしょう。このような日本の強い産業を横につなげた、プロジェクトこそ今後の化石燃料の削減に貢献できるのでは。
特にAsiaにおいて一番力を発揮できるのでは。出井さんの思いもここらではないだろうか。

ソシャルアントレプレナー
ベネッセの福武 総一郎さんの話は大変エンカレッジされました。企業の社会貢献の素晴らしさ、シリコンバレイでは 大なり小なり行われているのですが。福武さんが地方の活性のために会社の利益の数パーセントを割いて投資している話を聞いてとてもエンカレッジされました。
シリコンバレイの セールスホース ドット コム がコーポレイトのフイランソロフィ として会社の利益のなかから社会貢献費用の次のようにだしています。
1% 株式の1%を社会のためにつかう。
1% 従業員の時間の1%を社会のためにつかう。(ボランテア活動に従事する)
1% 会社の商品の1%を社会のために使う。
1% を地球のために使う。
福武さんは瀬戸内海の月島で島の復興のためにArtでもってしまの復興に貢献しています。
そして全国いろんなところで町起こしを行い過疎地域の復興に貢献されています。
短い時間で残念でした、モデレーターが自分のジヨークが多すぎてもともっと福武さんのエッセンスを引き出してくれるといいのにと残念です。

産業創出のための議論
新産業創出についての議論がなされたが、シリコンバレイのようにイノベイテブな産業を創出をするにはまずアントレプレナーの存在が必要です。その次はリスクマネーを投下できる個人の投資家さらにはベンチャーキャピタルの存在が不可欠です。
今回政府が産業革新機構をたちあげましたが。ベンチャーにどれだけの援助ができるか楽しみですが。過去にも同じような対策を行ったがあまり成功していません。
やっぱりベンチャーキャピタルのようなプライベイトな機関に運営をゆだねるのが本筋ではないでしょうか。最近の新しい日本のベンチャーキャピタルもシリコンバレイ並のハンズオンのベンチャーキャピタルがでてきています。また彼らの目利きもだんだんと確かなものとなりつつあるとおもいます。日本の年間のベンチャーキャピタルの投資額はわずかに3ビリオンドルですが。アメリカはこの10倍で30ビリオンドル となっています。日本も少なくとも10ビリオンドルぐらいに上げないとシンバポールのセマテック並の投資をしないと新しい産業の創出が難しいでしょう。そして何よりもアントレプレナーの育成が一番だいじかとおもいます。

分科会; 次世代エクセレントアプリをアジアでどう共有するか。
日本の経営者のビジョンのなさアクッションのおそさ、このテーマのパネリスト夏野さんが、ドコモをやめて非常にセイセイしたと何べんも発言しておられました。
見事に今の日本の問題点が彼の発言にあらわれています。
イノベイッションを生み出すことが難しい経営体質、そんな中で夏野さんみたいな元気のいい一握りの侍が先頭に立って企業をひっぱってきたのです。先頭に立って出る釘は打たれながら
プロジェクトを立ち上げてきたからこそI-modeが世界に普及してきたのです。
インホシスジャパンのスリラム氏の日本でのビジネス展開はまさしく日本文化との戦いであったとおもわれます。日本文化のネガテブな部分すなわち(出る釘が打たれさらに足を引っ張られる文化)その戦いを根気よく頑張ってきてやっと日本でのビジネスが立ち上がっているようです。したがって彼らがほかの国ではもっと早くビジネスが立ち上がるはずなのに日本では相当な時間をかけています。
このパネルデスカッションは結局のところ日本の経営の効率の問題、出る釘は打たれる文化あるいはもっと本質的に日本の経営者のビジョンのなさ効率の悪さそんなものを浮き彫りにしてっています。むしろそんなテーマを議論する場が必要では。いずれにしても夏野さんのセイセイした理由をもっとみんなで見つけ出して日本の企業の創造と再生を考える必要があるのでは。

奥山清行氏の講演
アブダビでMasdar Eco-City というプロジェクトがありなんと20ビリオンドルの投資を行い石油を一切使わずCO2を一切出さない町を作る計画が進行中です。そのプロジェクトに日本のデザイナー奥山さんが参加しています。石油は後50年で枯渇するといわれています。
ですからそれを見据えて今石油を一切使わない町を計画しているのです。大変未来を見越した国家プロジェクトです。
奥山さんはフェラリーを設計された世界的に有名なデザイナーです。彼は未来の電気自動車のコンセプトを持ってこのプロジェクトに参加されているようです。
世界的な人物と夢のようなこのMasdar Eco-City楽しみですね。
さて日本でも日本のすべての世界的な技術を凝縮したような夢のあるプロジェクトを立ち上げてほしいですね。福武さんがベネッセでもっともうけて数ビリオンドル貯めた暁には何か出るのでは、期待したいその時は奥山氏のデザインが採用されんことを。
次にMasdar のプロジェクトの絵を添付します。

Masdar のプロジェクト




北八え。
9月18日(金曜日)ミーテング二つほどこなした、どうも体からエネルギーがなくなってしまったようだ。
、これはチャージしに行かないといけないと思いつき、夜汽車に飛び乗った行先はやっぱりいつもの北八。茅野で降りてもうバスはないので昔よくいつもそばを通って山にはいった渋の湯に電話して宿を確保してついでに夕食も頼んだ。タクシーで宿に辿り着いて温泉に入って夕食をいただいた。

初代の主はすでに交代していて今 おやじと息子が渋の湯の運営をしていた。
客はわたくし一人でした。
致知という雑誌にある人が、日の出の43分まえにすべての植物は酸素を吐き出すその時小鳥たちが一斉に鳴き出すという記事があったので時々日の出の43分前に起きて我が家の裏山に登って小鳥のさえずりを待ってみたがカリホルニヤの小鳥は朝寝坊のようでそれから一時間ぐらいしないと起きてこないようです。
いずれにしてもこの植物が炭酸ガスを吸って酸素を吐き出すということを間に受けてついでに私も酸素にあやかろうと大体そんな時間に起きて酸素のぐらいをチェックしてみるのです。
いずれにしても都会は疲れるましてや出井さんの大命題もまたつかれる。

山はもう秋の空気です。肌寒い、朝起きて温泉につかって食事を頂いて昔足しげく通った高見石を目指して山に登った、山の空気がおいしい。
エネルギーが満ち満ちている。やっぱりCO2の削減は急務であるべきです。
40,50分ごろ歩いたところでモーハヨウー(カモシカ語でおはよう) と聞こえたそしてガサガサという音がする。
びっくりして林の中を見ると、いた、いた日本カモシカがいたのです。

カモシカ

ずいぶん年取ったカモシカです。でもよく姿を現してくれたとうれしくなりました。
仲間が現れてくれたようにうれしく思っているようで、彼女もまたそこらのコケを食べている様子でした。
何十年前によく通った道ですが。賽の河原に出るまでは初めて歩るくような感じの道でした。
賽の河原は新しく岩に赤丸を白丸で縁取ったペンキが塗られて登山者が迷わないようになっていた。ここは冬でも登っていたが、その頃は高見石の連中が絶えず道をラッセルして道をつけてくれていた。勿論冬は竹の棒を立ててその先に赤ギレを巻きつけて標識としていた。
老体に鞭打って高見石の小屋についた。

高見石の小屋へ

いつもなら薩多さんが迎えてくれるところだがそんな何十年前の幻影が今現れる分けでもなし。小屋に上がらせてもらって飲み物を所望して、一人、昔の思いにふけっていた。学生が二人小屋番をしていた。
いつもならここで泊まって行くところだが今日じゅうに東京に帰らなければならないのでわずかの時間だけノスタルジアにふけって麦草峠へといそいだ。ここはかってウサギ汁を食いっぱぐれたところです。
高見石から丸山を通って麦草峠までずいぶん長い道のりのようだったがなんとか麦草峠のヒュッテについた。コーヒーをもらいされに山菜ソバをいただいた。
今は茅野からバスがここまで来るのでだいぶ楽になったようだ。

茶臼と縞枯れ山を登って横岳まで行くつもりだったが、茶臼の急こう配を見てもう登る意志をなしさっさとサイドトレイル を通って横岳のロープウエイのところにいくことにした。
トリカブトが鮮やかな青を誇らしげにみせていた。

トリカブトの鮮やかな青


酸素をいっぱい吸ってエネルギーをもらって下山した。久し振りに懐かしい山に訪れた、今度はカラマツの色ずくころに来たいそして白秋の詩でも吟じながら歩きたいものだ。




時どき若手の経営者といろんなことを議論する。思うに山のこの英気は何とか若い経営者達に吸ってもらいたいと思う。日の出の43分前でもいし、またたくさんあるこの山のエネルギーを吸ってこれからの日本を担っていってほしいいとも思う。そして夜は満天の星を見ながら宇宙に思いをはせて、明日を語りたいものだ。
今年の11月はここに若い経営者をつれてきて合宿しようかな、そしてこの山の英気を浴びてもらって次代を背負ってもらおうかな。